作品No.3
願いのメモリーラプス

【期間】
2018年5月9日 (水) ~ 2018年5月14日 (月)

【場所】
上野ストアハウス

【あらすじ】
時代によっては夢物語であったり…
馬鹿馬鹿しいと笑われるおとぎ話であったり…
人心を惑わすが故に話すことが禁じられる噂であったり…
そして確かに実在していた文献があったり…
そんな語り継がれる存在があった。
それが「悪魔契約師」

「本当に夢物語なら、ここまで具体的に記録が残っているはずないだろう?」
「本当に存在しないのなら、なぜ語ることを禁じるんだ?」

語ることが禁じられていたその時代、その国で、
悪魔に、そしてその仕事に興味を持った一人の男ヘクターは日夜研究を行っていた。
妻に愛想をつかされても研究をやめないヘクターに、息子のレヴィもまた呆れ返っていたが、ある日、興味本位で父の持つ文献の一つを開く。

音楽と芸術の悪魔「ノロウェ」。仕事を司る悪魔「アクィエル」、言語の悪魔「アガレス」…。
そして、多くの悪魔が載ったその文献の、一つのページに、一つの悪魔に目を留めた。
……「サキュバス・夢魔」
そこに描かれた悪魔に惹かれ、レヴィは父と共に研究を始めるのであった。

10年後……。
父と共に、世間から隠れてではあるが有能な「悪魔契約師」となったレヴィは、仕事を取って来る情報屋で親友のアーロン、腕利きの助手ラナと共に、悪魔との契約を望む人に契約の仲介を行っていた。
「悪魔は人間に力を貸してくれる。しかし、悪用されないよう、悪魔契約師は、人を見定め、自らも誠実でなくてはならない…。」

そんな中、アーロンから一つの仕事が舞い込んで来る。
「ライリーという男が、金と謀略の悪魔『パズズ』と契約したいそうだ」
少々きな臭いにおいを感じつつもレヴィはその仕事を請け負い、ライリー氏の元へ向かう。

その一件から、つながり始める点と点。回り始める歯車。
徐々にひも解かれていく真実と運命。
全てを知ったレヴィが見る景色とは……―――
空想嬉劇団イナヅマコネコがファンタジー色濃いめで全力でお届けする第3弾は、
愛と願い、偽りと絶望のダークファンタジー・サスペンス。

【キャスト】
<空想嬉劇団イナヅマコネコ>
辰己晴彦、飯田雪之介、七海佑衣、倉垣まどか、和亜、学習院ひろせ、
杉乃前ネイティ、藍沢優月、高橋あずさ、猛虎斑ともや、CR岡本物語
<ゲスト>
絵川杏奈(株式会社リノア)、大友歩(企画演劇集団ボクラ団義)、
鶴田葵(ブルーローズ)、上本真央(㈱ブルーノース)、眞田規史、
寺崎まどか(C.C.C)、周大樹(演劇ユニットアムアネ)、瀬藤達也

【脚本/演出】
CR岡本物語

【スタッフ】
舞台監督/舞台美術:吉田慎一(Y’s Factory)
音響プラン:ナガセナイフ(音ノ屋)
音響オペレーション:岸本楽
照明プラン:萩原賢一郎(アルティプラノ)
照明オペレーション:堀井香里(アルティプラノ)
映像:神林裕介
スチール:松宮一真
衣装:七海佑衣/高橋あずさ/猛虎斑ともや/杉乃前ネイティ
小道具:学習院ひろせ/飯田雪之介
特殊造形:CR岡本物語
フライヤー/パンフレットデザイン:CR岡本物語
制作:岩楯亮太/坪井直樹
制作補佐:倉垣まどか/藍沢優月
企画/製作:プロダクションHIT/空想嬉劇団イナヅマコネコ

No.2past stage番外公演

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