【公演日】
2017年10月18日(水)~10月23日(月)
【場所】
上野ストアハウス
【あらすじ】
「いいか? 皆がそこらへんで普段見かける幽霊さん達は3つに分類される。一つは『守護型』。もう一つは『認知型』。ちなみにこの『認知型』は『個別認知型』と『汎用認知型』に分類され……」。大学で「幽霊行動学」を教える小野寺真一。彼は、同僚であり同大学で「幽霊化物質学」を教える近衛紗耶香との結婚を間近に控えていた。そんなある日彼の元に「RIOG(Representation Items Of Ghosts……幽霊の表現媒体)」が届く。そこに映し出されたのは、十数年前、彼が住んでいた、そして廃村になった村「灯ヶ谷村」の風景だった。
とうに忘れて風化した懐かしくも美しい記憶。廃村になる前に好きだった女の子を連れて村を後にしようとしたあの日。甘酸っぱい思い出だったはずのあの日……。そして……彼が旅立って数日の間に起こった出来事……。
RIOGが届いたことで「幽霊となってしまった昔馴染みの誰かが何かを伝えようとしているのではないか。」そう思った真一は手がかりを求めて廃村となったはずの村に向かう。そこで明らかになる、過去のあの日の裏側……。それらが明らかになるにつれて、彼らは、存在しない、犯していない、しかし確かにそこにある罪に苦悩していく。
前作「桜花と風の追憶」で大好評を博した空想嬉劇団イナヅマコネコが、演劇への愛を込めて送る第2弾は、戦慄の「ダーク・ファンタジー・ミステリー」
【キャスト】
<空想嬉劇団イナヅマコネコ>
和亜、CR岡本物語、辰己晴彦、倉垣まどか、学習院ひろせ、杉乃前ネイティ、雪之介、猛虎斑智也、高橋あずさ
<ゲスト>
福岡みなみ(Production Guild)、大友歩(企画演劇集団ボクラ団義)、寺崎まどか((株)ワルキューレ)、山内里紗(劇団わたあめ工場)、眞田規史、七海佑衣、加藤成美、島田歩、藍沢優月、飯原優、田邊樹(AOL)、堀雄介(劇団サラリーマンチュウニ)
【脚本/演出】
CR岡本物語
【スタッフ】
舞台監督/舞台美術:吉田慎一(Y’s Factory)
音響:ナガセナイフ(音ノ屋)/岸本楽
照明プラン:野口りさ(アルティプラノ)
照明オペレーション:堀井香里(アルティプラノ)
衣装:高橋あずさ/蒙古斑ともや/和亜
小道具:学習院ひろせ/飯田雪之介
フライヤー/パンフレットデザイン:CR岡本物語
制作:岩楯亮太/坪井直己
制作補佐:倉垣まどか/藍沢優月
映像:神林裕介
カメラマン:松宮一真
企画/製作:プロダクションHIT/空想嬉劇団イナヅマコネコ
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